■だめだ系自伝

だめだこりゃ（新潮文庫） いかりや 長介 発売日　2003/06 売り上げランキング　694 Amazonで詳しく見る

長さんが亡くなってから、もう４ヶ月以上も経ってしまいました。

書店で「だめだこりゃ」をやっと見つけ出しました。
長さんの自伝。やっぱりドリフでいっぱいでした。
わしは全員集合世代です。もっとも荒井注さんがいた時代のドリフではなく志村（なぜか呼び捨て）がメインの時代ですけど。


この本を読んで、長さんのこと、たくさん理解できたかというと、否です。ここには描かれていないだろうと思われることがもっとあるんじゃないでしょうかね。だって、この本、長さんの自伝というよりは、ドリフの伝記。
それとも、長さんの人生はそれだけほとんどドリフ、仕事でいっぱいだったのでしょうか。

ただ、長さんはもっと長生きしたかったんじゃないかなって気がしました。わかったようなこと言うつもりはないです。ただ、そう感じました。

単にわしの感情が希望が反映してそう思っただけかもしれませんけどね。

もっともっともっと長さんを見ていたかった。



文庫本のあとがきには単行本にはない"文庫版あとがき"なるものが記されています。２００３年５月、踊る大捜査線２の撮影中に書かれたものです。
買うなら文庫本をどうぞ。