■信州駒ヶ岳

中央道に駒ヶ根ICというのがある。
そこから10分、路線バスに乗り換えて40分、さらにロープウェイに乗り換えて7分。

別天地。

そこはそう呼ばれるにふさわしい土地。

【駒ヶ岳】
標高２６１１ｍ。日本一の標高にあるロープウェイ駅の千畳敷駅を降り立つと、そこは通称「千畳敷カール」と呼ばれる2万年も前の氷河期に氷で削られたカール地形が目前に広がる。まるでスイスのユングフラウヨッホのミニチュアのようである。


真夏でも平均気温１４℃で、可憐な山野草が生い茂り、天気がよければ富士山も見えるのだ。





冬の駒ヶ岳もいい。
零下１０℃の白と青しかない世界。澄み切っていて、触れた瞬間に肌を切るような空気が俗世を忘れさせてくれる。ロープウェイからは樹氷を見ることもできる。


【お宿】
駒ヶ根の麓にあるお宿もひとつオススメしておきたい。
「山野草の宿　二人静」
ロビーに到着すると、ふんわりとした白檀の御香の香りが優しく出迎えてくれる。
大規模な宿では味わえないしっと落ち着いた雰囲気のお宿である。
部屋タイプは多彩であり、すごく寝心地の良いベッドを備える洋室から、一部屋に３間つづきヒノキ風呂付の特別室までお好みに応じることができる。若いカップルから老夫婦、ご家族からグループまでご利用頂ける。
そして、料理も文句なしに旨い。基本は京風和懐石。【ボリューム・見栄え・味】の３拍子がそろっている。料理長の腕前は一流。朝食はバイキング形式。
もちろん、温泉大浴場も保有している。少しぬめりのあるアルカリ性単純温泉「早太郎温泉」。お肌や神経痛に良い。露天風呂も最高。
宿泊料金はトップシーズンは少々高いが、この時期オフシーズンに行けば非常にリーズナブル。


【周辺観光地】
・光前寺（光苔と霊犬早太郎伝説）
・かんてん工場
・駒ヶ根高原美術館
・やまだ屋保翁（そば）
・養命酒駒ヶ根工場（見学要予約）
・マルスウイスキー

などなど


【参考リンク】
■中央アルプス駒ヶ根ロープウェイ