2005.09.15,Thu
この詩が道をなすならば
声がかれるまで
この詩が幸せをよぶならば
声がかれるまで
僕にみえない世界でも
たしかにそこにある
いつもおもいうかべる
藍い空気の中の蒼い花びら
僕の声にあわせて
ゆらゆらまうまう
月灯りに透いて
そっとうけとめる
詩がとどくだろうか
僕はうたう
声に詩をのせる
決してみえない花をおもいながら
声がかれるまで
この詩が幸せをよぶならば
声がかれるまで
僕にみえない世界でも
たしかにそこにある
いつもおもいうかべる
藍い空気の中の蒼い花びら
僕の声にあわせて
ゆらゆらまうまう
月灯りに透いて
そっとうけとめる
詩がとどくだろうか
僕はうたう
声に詩をのせる
決してみえない花をおもいながら
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2005.09.11,Sun
『《青春のバイブル》 ★土手に寝転んで流れる雲を眺めてみよう』
これを読んだとき、イメージはセピア色。ほろ苦くて少し気恥ずかしい気持ちがした。
ベタなケースなんだけど、ベタなままで放っておいてはいけない気がした。
そして気がついた。
自分は青春という彩鮮やかな世界の外側から、セピア色のフィルターを通してそれを傍観しているからそんな風に感じているんだと。
思い出してみる。自分が感じたはずの眩しい光を放つ世界を。
目を開けようとすると白い光が視界をさえぎる。数メートル先には何があるのか眩しくてわからない。
でもそこには何かがある。目を完全に開くことが出来ないほどに眩しい。眩しいからといって、額に手をかざしてみるという事など考えてもいない。
思い切って目をいっぱいに見開いてみる。
するとそこにはある意味グロテスクなほど彩とりどりの世界がある。360度いろんな色で埋め尽くされている。綺麗な色もあれば薄汚れたような色もある。綺麗な色を見れば目は綺麗な色を映す。汚い色を見れば汚い色をまたその目に映す。
その目にはセピア色のフィルターなど存在しない。
感じるのは大きな期待とわずかな畏怖のみ。
素肌からほとばしったエネルギーが色を求めて止まない。それを防ぐものなど何にも誰にもできそうにはない。
周りに溢れる色を吸収してもしても減りはしない。
減りはしないどころか色はどんどん増え続ける。
それに比例して、吸収しようとするエネルギーも増大する。またそれを映す目も色をころころと変化させる。
そう。それこそが青春・・・だったのではないか。青春という彩鮮やかな世界の内側にいるときはほろ苦さや気恥ずかしさなど感じない。外側にいてそれを傍観するからそう感じるのではないか。
僕の目は今何色なんでしょう。
僕が中学生の時の国語の先生が、ある作品を読んだ感想を
「私はこの文章にセピア色のイメージを抱きました。ね?みんなもそうでしょ?」
と述べた。それに対して当時の僕は反論したのだ。
「そんなことはない。僕にははっきりといろんな色をイメージできた。」
それを聞いた先生は
「私が感じたことを述べただけです!」
と強い口調で顔を真っ赤にしながら言っていた。
僕は担任でもあったその先生が嫌いだった。
そんなことを『《青春のバイブル》 ★土手に寝転んで流れる雲を眺めてみよう』を読みながら感じてしまったので思わずTrackBackしました。
ここに書いたのはあくまでも僕のイメージだから、他人には理解しづらいと思います。
僕もいつの間にか大人になって、青春なんてシャラクサイものだと感じていたんだなぁっていうことです。
そんなこんなな29歳晩夏。あと数ヶ月でもうひとつ上の大人になるのです。
■TrackBack
困ったときのベタ辞典『《青春のバイブル》 ★土手に寝転んで流れる雲を眺めてみよう』
これを読んだとき、イメージはセピア色。ほろ苦くて少し気恥ずかしい気持ちがした。
ベタなケースなんだけど、ベタなままで放っておいてはいけない気がした。
そして気がついた。
自分は青春という彩鮮やかな世界の外側から、セピア色のフィルターを通してそれを傍観しているからそんな風に感じているんだと。
思い出してみる。自分が感じたはずの眩しい光を放つ世界を。
目を開けようとすると白い光が視界をさえぎる。数メートル先には何があるのか眩しくてわからない。
でもそこには何かがある。目を完全に開くことが出来ないほどに眩しい。眩しいからといって、額に手をかざしてみるという事など考えてもいない。
思い切って目をいっぱいに見開いてみる。
するとそこにはある意味グロテスクなほど彩とりどりの世界がある。360度いろんな色で埋め尽くされている。綺麗な色もあれば薄汚れたような色もある。綺麗な色を見れば目は綺麗な色を映す。汚い色を見れば汚い色をまたその目に映す。
その目にはセピア色のフィルターなど存在しない。
感じるのは大きな期待とわずかな畏怖のみ。
素肌からほとばしったエネルギーが色を求めて止まない。それを防ぐものなど何にも誰にもできそうにはない。
周りに溢れる色を吸収してもしても減りはしない。
減りはしないどころか色はどんどん増え続ける。
それに比例して、吸収しようとするエネルギーも増大する。またそれを映す目も色をころころと変化させる。
そう。それこそが青春・・・だったのではないか。青春という彩鮮やかな世界の内側にいるときはほろ苦さや気恥ずかしさなど感じない。外側にいてそれを傍観するからそう感じるのではないか。
僕の目は今何色なんでしょう。
僕が中学生の時の国語の先生が、ある作品を読んだ感想を
「私はこの文章にセピア色のイメージを抱きました。ね?みんなもそうでしょ?」
と述べた。それに対して当時の僕は反論したのだ。
「そんなことはない。僕にははっきりといろんな色をイメージできた。」
それを聞いた先生は
「私が感じたことを述べただけです!」
と強い口調で顔を真っ赤にしながら言っていた。
僕は担任でもあったその先生が嫌いだった。
そんなことを『《青春のバイブル》 ★土手に寝転んで流れる雲を眺めてみよう』を読みながら感じてしまったので思わずTrackBackしました。
ここに書いたのはあくまでも僕のイメージだから、他人には理解しづらいと思います。
僕もいつの間にか大人になって、青春なんてシャラクサイものだと感じていたんだなぁっていうことです。
そんなこんなな29歳晩夏。あと数ヶ月でもうひとつ上の大人になるのです。
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