2004.05.14,Fri
今回はすこしマジに語ります。お付き合いいただける方は最後までお願いします。残酷な語り口です。ある意味カミングアウトしてます。
先に言っておきます。「戦争はバカらしいんだ。命は重いんだ」って知っている人は読まないほうがいいです。読んだら必ず不快感を覚えます。
そもそも"イラク人"がって言ってはいけませんね。
"イラクの武装集団"がアメリカ民間人の首を斬りました。
ネットでは映像が流れています。
僕も先程見ました。
生身の人間の首を斬るシーンはまるでゲームか映画のCGかのようでした。あの映像がCGかもしれないなんて言ってませんよ。
映像はは事実でしょう。
でも僕は「うわっヒドイ!」とか「キモイ!」とか「かわいそうに!」とか感じなかった。ただ淡々と見てしまった。
血がドバッと出たわけでもなく切り口がハッキリ見えたわけでもない。だから何も感じなかったのか。
否。
どこかで見慣れてしまっている。
先程言ったように、CGでも見ているかのような、創作をみているかのような感覚しかない。
現場には憎悪、未練、悲哀、祈り、絶望、希望、快楽、後悔、いろんな情が溢れていたんだと思う。そう想像する。
でも、目の前で起こった事ではない。遠く海のむこうのお話。他人が死んだだけ。
被害者?がアメリカ人ではなく邦人だとしたら?それでも対岸の火事ぐらいにしか感じないだろう。
「あの映像を見て何を感じたか?」
今、そう問われたら
「それが戦争だから・・・」
って答えるだろう。
「だから」の続きはなんだろう。「しかたないじゃん」?それとも「といってそれは酷過ぎる」?
「しかたない」「戦争に犠牲者はつきもの」
かっこよい言い回しで"グローバル"とか"帝王学"的見解を示すとするなら、そうだろう。
もしくは
「アメリカ国民の感情を煽るためには有効な広告」
民草的見解は
「ひどい」
「かわいそう」
「憤りを感じる」
僕が感じたのは前者。
血も涙もない感想ですよね。
斬首されたアメリカ民間人。
事情は知らないが戦地に赴いた代償がこれなんじゃない?
こないだ、日本人3人が人質になった事件。僕はバッシング側の意見を持ちました。「自業自得やん」って。
もしあの時、あの日本人がこんな風に殺されていたら?
「なんて酷いかわいそうなことするんだ!」って憤っていたかな?
「否」。
あの時、人質日本人をバッシングした人たちも同じ感想じゃないでしょうか。違いますか。
僕はその疑問に否定できません。
死ねば「ひどい」で、生きてれば「自業自得」そんなことはないでしょ?
でも、僕がひとつ感じていたもの。それはもうすでに個人レベルに対してではないです。僕の感情はそこにはありません。斬首映像を見る前も見た後も変わらない。つまり
「戦争なんかクソッ食らえじゃ!」
ってことです。
それに付随して不可解な疑問ばかりが残る。
自業自得であろうがなかろうがどれだけの人が犠牲になった?
その失われた命とその命の周りに漂う悲嘆の責任は誰がとるんだ?ブッシュかフセインあたりが「ゴメンナサイ」って言えばそれで終わるの?
国レベルで石油の利権問題や宗教が絡んで無益とはいえなくなっている戦争。
でも、殺しあっている人たちにとっては逃れようにも逃れられない無益な殺し合いなんじゃないの!?
なんてバカらしいことに巻き込まれているんだろう。
人ひとりの命が僕のような人間や残虐行為をしたアメリカのバカたちに軽く見られてる。
こんなに悔しいことってありますか?
そうだよ、オレも命を軽く見れる自分がイヤでイヤでしょうがないんだよ!
でもそうなんだという事実。斬首映像を見て知ってしまった自分の本音。
自分でも悔しくてこれを記しました。
戦争がいかにバカらしいことか自分にあらためて言い聞かせるために。命の重さを再認識するために。自分を戒めるために敢えて公開しました。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。そして不快な思いをさせてしまってごめんなさい。ご迷惑をかけてしまったかもしれないこともあわせてお詫びします。
先に言っておきます。「戦争はバカらしいんだ。命は重いんだ」って知っている人は読まないほうがいいです。読んだら必ず不快感を覚えます。
そもそも"イラク人"がって言ってはいけませんね。
"イラクの武装集団"がアメリカ民間人の首を斬りました。
ネットでは映像が流れています。
僕も先程見ました。
生身の人間の首を斬るシーンはまるでゲームか映画のCGかのようでした。あの映像がCGかもしれないなんて言ってませんよ。
映像はは事実でしょう。
でも僕は「うわっヒドイ!」とか「キモイ!」とか「かわいそうに!」とか感じなかった。ただ淡々と見てしまった。
血がドバッと出たわけでもなく切り口がハッキリ見えたわけでもない。だから何も感じなかったのか。
否。
どこかで見慣れてしまっている。
先程言ったように、CGでも見ているかのような、創作をみているかのような感覚しかない。
現場には憎悪、未練、悲哀、祈り、絶望、希望、快楽、後悔、いろんな情が溢れていたんだと思う。そう想像する。
でも、目の前で起こった事ではない。遠く海のむこうのお話。他人が死んだだけ。
被害者?がアメリカ人ではなく邦人だとしたら?それでも対岸の火事ぐらいにしか感じないだろう。
「あの映像を見て何を感じたか?」
今、そう問われたら
「それが戦争だから・・・」
って答えるだろう。
「だから」の続きはなんだろう。「しかたないじゃん」?それとも「といってそれは酷過ぎる」?
「しかたない」「戦争に犠牲者はつきもの」
かっこよい言い回しで"グローバル"とか"帝王学"的見解を示すとするなら、そうだろう。
もしくは
「アメリカ国民の感情を煽るためには有効な広告」
民草的見解は
「ひどい」
「かわいそう」
「憤りを感じる」
僕が感じたのは前者。
血も涙もない感想ですよね。
斬首されたアメリカ民間人。
事情は知らないが戦地に赴いた代償がこれなんじゃない?
こないだ、日本人3人が人質になった事件。僕はバッシング側の意見を持ちました。「自業自得やん」って。
もしあの時、あの日本人がこんな風に殺されていたら?
「なんて酷いかわいそうなことするんだ!」って憤っていたかな?
「否」。
あの時、人質日本人をバッシングした人たちも同じ感想じゃないでしょうか。違いますか。
僕はその疑問に否定できません。
死ねば「ひどい」で、生きてれば「自業自得」そんなことはないでしょ?
でも、僕がひとつ感じていたもの。それはもうすでに個人レベルに対してではないです。僕の感情はそこにはありません。斬首映像を見る前も見た後も変わらない。つまり
「戦争なんかクソッ食らえじゃ!」
ってことです。
それに付随して不可解な疑問ばかりが残る。
自業自得であろうがなかろうがどれだけの人が犠牲になった?
その失われた命とその命の周りに漂う悲嘆の責任は誰がとるんだ?ブッシュかフセインあたりが「ゴメンナサイ」って言えばそれで終わるの?
国レベルで石油の利権問題や宗教が絡んで無益とはいえなくなっている戦争。
でも、殺しあっている人たちにとっては逃れようにも逃れられない無益な殺し合いなんじゃないの!?
なんてバカらしいことに巻き込まれているんだろう。
人ひとりの命が僕のような人間や残虐行為をしたアメリカのバカたちに軽く見られてる。
こんなに悔しいことってありますか?
そうだよ、オレも命を軽く見れる自分がイヤでイヤでしょうがないんだよ!
でもそうなんだという事実。斬首映像を見て知ってしまった自分の本音。
自分でも悔しくてこれを記しました。
戦争がいかにバカらしいことか自分にあらためて言い聞かせるために。命の重さを再認識するために。自分を戒めるために敢えて公開しました。
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